Quantcast
Channel: ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

【映画】ゴーステッド Ghosted…ラズベリー賞候補だけど“あえて”こういう作りでそういうレベルの映画なんよ…多分

$
0
0
本日は、2024年4月7日(日曜日)です。
X(旧Twitter)で、またもや多田野曜平さんから返信いただいた日です
このような神対応、ファン度が増していくというもの

あとは、娘と妻を買い物に連れて行った以外、何もしていません。
昼食は、買い物に行った先の「サンリブシティ小倉」内「出雲そばサンリブシティ小倉店」で、冷たいそば定食をいただきました。



以下は、映画鑑賞記録です



「ゴーステッド Ghosted」🌵
監督 :デクスター・フレッチャー
出演 :クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、エイドリアン・ブロディ
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Ghosted

2024年3月27日(水曜日)の深夜までに、前日の夜と分けて「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
アメリカの農業従事者であるコール・ターナー(クリス・エヴァンス)は、ファーマーズマーケットの会場で、店番をしていた知人の花農家の店で観賞用の植物を探す女性セイディ(アナ・デ・アルマス)の対応をする。最初は、家を開けることが多く世話できないのに花を買おうとするセイディと口論になりいがみ合う二人だったが、その後…最も簡単に…惹かれ合い、二人は恋に落ちるが、その後セイディからの連絡は途絶え、コールから一方的に連絡を送るようになる。GPSを付けた吸入器をセイディのところに忘れたことを思い出したコールは、吸入器を追跡すると吸入器=セイディはロンドンにいることが分かる。国から出たことがないコールだったが、意を結しセイディにあうためロンドンに向かうが、そこで謎の男たちに拉致されてしまう。



感想
「Apple TV+」でしか観られない映画を観ておこうと、探して観た映画の1本。
クリス・エヴァンスとアナ・デ・アルマスが主演という以外には、全く前知識なしで鑑賞…とても良い観客ですね。
(配信のみの映画って、巷に情報が溢れておらず、このような知らなかった映画って結構あるようです。X界隈などでも、映画好き、映画アカの方々は、劇場公開作品がメインで語られていることがほとんどですね。)


さて、映画の内容&感想

まず、最初はいがみ合う男女が、やがて惹かれ合うという王道タイプの恋愛映画が始まったかと思っていました。(実に良い観客です)
…にしても、いがみ合いから、和解、恋愛の展開が早いなとも若干は感じつつ鑑賞を継続。

そうしたら、男の方からは何回もLINEを送るのに、女の方からは全然連絡がない…という、若干おかしな方向に展開。
ここがタイトルの「ゴーステッド Ghosted」由来部分、“ゴーステッド”は、恋愛対象だった相手が急に音信不通になるようなことを表すスラングとの事。
男性=クリス・エヴァンス演じる主人公は、ストーカー気質があって…と、そういうコメディだったのか…と次になります。(実に良い観客です)
で、たまたま女性の持ち物に紛れ込んだGPS付きの吸入器を探すと、そこは海外=ロンドン…で、海外に出たこともない男性は、会うためにロンドンに🛫
…たまたまGPS付きの吸入器が女性の荷物に紛れ込むなんて、そんなことがあるのかここもストーカー行為の伏線ではとか思いながら観ていました…何度も言いますが、私は実に良い観客です。

ロンドンからが、この映画の本当の展開。
謎の男たちに拉致られ、身に覚えがない質問と拷問を受けそうになったところで、お目当ての彼女=アナ・デ・アルマス演じるヒロインが、実はCIAの凄腕女スパイで、助けに来るという急展開となります。
全く前知識なしで鑑賞していた観客である私なので、ここまではとても楽しめました

その後は、それなりな世界観光とアクションが続く、普通のスパイアクションコメディ。

一般人であるクリス・エヴァンス演じる主人公が、割と戦えるってご都合展開でチープさも演出。
あえてチープな演出で愉快さを出しているようです。

このお陰なのか、第44回ゴールデンラズベリー賞では、
クリス・エヴァンスが、最低主演男優賞に
アナ・デ・アルマスが、最低主演女優賞に、
二人合わせて、最低スクリーンコンボ賞にノミネートされてしまったようです。
(残念ながらいずれも受賞に至らず)
あえて、そこを狙っているような作りの映画です。

その後、スパイだと誤解されたクリス・エヴァンスを確保するため、賞金稼ぎが出てくるのだけど…

まず、最初にアンソニー・マッキー🦅
…お、キャプテン・アメリカな共演じゃん…と喜んでいたら(実に良い観客です)
アンソニー・マッキーは、ジョン・チョー演じる別の賞金稼ぎにやられてしまいます。

で、ジョン・チョー💻も…妙に豪華な俳優なので、展開があるかと思いきや、
これまたキャプテン・アメリカの友達のセバスチャン・スタン★が登場し、あっけなくやられ…ここまでくると当然セバスチャン・スタンも簡単に退場。

これらの皆さんは、豪華なカメオ出演&友情出演な方々でしかありませんでした…というネタでした。

後半、ついでにライアン・レイノルズも出てきます。

(よくよく考えると、出そうな人が出てきただけ)

もうちょっと、調子に乗って、スカーレット・ヨハンソンぐらいまで出てきたら、冗談のレベルが上がったかも知れませんね。
(後でWikipediaで調べたら、アナ・デ・アルマスがやっていた役は、最初スカーレット・ヨハンソンと交渉していたようです…スカーレット・ヨハンソンとアナ・デ・アルマスでは、若干違った雰囲気の映画になっていたかもですね。)


このような“ミスリードと“カメオ”みたいな“遊び”の部分を除くと、あとは“よくある実はスパイでした+恋愛を絡めたドタバタコメディ”でしかなく、暇つぶしに特化された無感動作です
最も近い映画は、トム・クルーズとキャメロン・ディアスの「ナイト&デイ」とかかな。
この「ゴーステッド Ghosted」の中でも、例によって、スパイ映画の定番のひとつ敵の手に渡ったら大変なことになる生物化学兵器とかの月並みな攻防戦になりますが、多分パロディ感を高めるために“あえてなチープ設定”…なんじゃないかな…だからパスワードの謎解きも含めどうでも良い部分です。
…むしろ中盤のネタだった、賞金稼ぎの件がオチに向かっていくポイント(まぁ、そこも大したことないけど)


そんな感じです。


点数は、3点強(5点満点中)



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー…割と面白かった、エリック・ストルツのことは余計なことと思うけど

$
0
0
本日は、2024年4月8日(月曜日)です。
会社では割と大きなトラブルが…単純に誰が悪いという内容でもなく、私もそんなに(今の所)責められないのだけど…結局、処理は残ります。
結構遅くなったのでJRの本数がないという家とは違う方向の方を家まで送り届けました



以下は、映画鑑賞記録です



「STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー」👋
監督 :デイビス・グッゲンハイム
出演 :マイケル・J・フォックス、トレイシー・ポラン
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Still: A Michael J. Fox Movie

2024年3月30日(土曜日)の早朝までに、「Apple TV+」字幕版で鑑賞しました。



概要
俳優マイケル・J・フォックスの半生と、彼が公表し闘病を続けるパーキンソン病を描いたドキュメンタリー映画。
カナダの小柄な少年だったマイケル・アンドリュー・フォックスは、俳優の道を目指しアメリカに渡り、テレビドラマシリーズ「ファミリータイズ」の出演により徐々に有名になっていく。やがてスティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスの目にとまり映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主演となった彼は、その後ハリウッドの大スタートなっていくが、左手の指の震えが始まり、医師からパーキンソン病と診断される。



感想
パーキンソン病のことをマイケル・J・フォックス本人がインタビュー形式で語りながら、過去の映像と合わせて組み立てられたドキュメンタリー映画。
監督のデイビス・グッゲンハイムは、知らない人だったけど「不都合な真実」の監督をした方とのこと。ドキュメンタリーが得意な人なんかな
(「不都合な真実」は未鑑賞)

現代のマイケル・J・フォックスは、最初痛々しくもあるけど、彼は前向きにも、達観しているようにも見えて、個人的には若干安心させられるように感じました。

一方、過去映像は、
若干(悪い意味で)調子に乗り始めた頃のマイケル・J・フォックスを痛々しく描いていたり、病気を隠すために左手で何かを続ける演技を続けて見せられ、辛い内容が多め。
そう言われてみれば、あの演技は変だったよね…とかに思い至る仕組みです。

考えてみれば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ以外のマイケル・J・フォックス出演映画って、あんまり観ていないのだけど、それでも私ら世代のスターのこの半生を描いた映画には、気持ちが入りました。
で、割と目が離せず、面白い映画でした


「ザ・フラッシュ」でもいじられ(?)ていた…
エリック・ストルツで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」撮ってたけど、スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが納得いかず、結局マイケル・J・フォックスになった話とかも含まれていましたね。
これはエリック・ストルツにとって余計なお世話だと思うけど💦


点数は4点(5点満点中)です。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】Sharper:騙す人…タイトル通りコンフィデンスマンもの…面白かった

$
0
0
本日は、2024年4月10日(水曜日)です。



以下は、映画鑑賞記録です



「Sharper:騙す人」📕
監督 :ベンジャミン・カロン
出演 :ジュリアン・ムーア、セバスチャン・スタン、ジャスティス・スミス
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Sharper



2024年3月31日(日曜日)の深夜までに「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ニューヨーク、トム(ジャスティス・スミス)が経営する古本屋に、ある日サンドラ(ブリアナ・ミドルトン)という女性が本を探して訪れる。やがて惹かれあった二人は恋人同士の関係になるが、サンドラには借金を抱えた兄がおり、その返済として35万ドルがなければ、兄が危ないことを知らされる。トムは自身が実は資産家の息子であることを明かし、返済の肩代わりを申し出てサンドラに渡すが、その後サンドラとは音信不通になってしまう。



感想
ジャスティス・スミス演じる古本屋を経営する青年トムが、ブリアナ・ミドルトンという知らないけど美人女優さんが演じるサンドラという完璧な恋人が出来るも、実はロマンス詐欺…大金を持ち逃げされてしまう話。

次に時間を遡って、サンドラが今度は、助けてもらったセバスチャン・スタン演じるマックスという男から手ほどきを受けて、詐欺師になっていく話。

次にマックスが、資産家と付き合っているジュリアン・ムーア演じる母親=マデリンに会いにいき迷惑かけて…ってやってるんだけど、実はマデリンは、マックスの母親ではなくて、年上の恋人兼詐欺師のパートナー、でもジョン・リスゴー演じる資産家リチャードの資産を狙っていて、最後にはマックスを切り捨て…この流れの中では、トムがリチャードの息子である事も明かされます…トムとリチャードの人種の違いはここまでそのことを隠すため…「スパイダーマン:ホームカミング」でも使われた手法です。

で、話はサンドラ=サンディに戻り…

という、騙し騙されることが続く、コンフィデンスマン系の映画です。
日本の「コンフィデンスマンJP」や「GREAT PRETENDER」と同じ詐欺師もので、雰囲気もそれら作品に近いですね。

主人公が随時変わっていく方式の群像劇手法も含めて、割と面白かったです

キャスティングでは最初にジュリアン・ムーアの名前ですが、彼女は中盤まで登場しません。かつトータルでは主人公ではなく、悪役。

最初に良い人なジャスティス・スミスが騙されるので、モヤモヤし続けながらの鑑賞になりますが、最終章ではそのモヤモヤが回収される上手い脚本です
まぁ、読めちゃうけどね。
…読めなかったのは、セバスチャン・スタンがどっち側かってことぐらいかな。


出演は、

ジュリアン・ムーアのほか、

キャプテン・アメリカの友達、セバスチャン・スタン★

ピカチューのパートナーだったり、恐竜飼育員だったりするジャスティス・スミス

で、知らないけど美人アフリカ系女優のブリアナ・ミドルトンという人。
最近は、美人のアフリカ系女優って増えてきました。


点数は、4点強(5点満点中)です。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】ファミリー・プラン…それなりに愉快でしたが、秀でるものがあるわけでも無い映画

$
0
0
本日は、2024年4月12日(金曜日)です。



以下は、映画鑑賞記録



「ファミリー・プラン」🎰🎮
監督 :サイモン・セラン・ジョーンズ
出演 :マーク・ウォールバーグ、ミシェル・モナハン、ゾーイ・コレッティ
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Family Plan

前日2024年4月3日(水曜日)の深夜までの2回に分けて「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ニューヨーク州バッファローの郊外で静かに暮らし、中古車販売店で働くダン・モーガン(マーク・ウォールバーグ)は、妻のジェシカ・モーガン(ミシェル・モナハン)、長女の遠くの大学に通っている彼氏に心酔しているニーナ・モーガン(ゾーイ・コレッティ)、家族には内緒で有名ゲーマーであるカイル・モーガン(バン・クロスビー)、まだ生後10ヶ月の次男マックス・モーガン(イリアナ・モリス)ら家族と暮らす普通の男。
ダンとジェシカは、18回目の結婚記念日に遊園地でデートし、そこでキスをするが、少年グループから写真を撮られ、ダンは写真を消すように少年に言うが、少年は団を馬鹿にしながら写真をSNSにアップしてしまう。ダンは怒りを表に出さずその場から去る。
その後、マックスを抱っこしてスーパーマーケットで買い物をしていたダンは、そこで謎の男から襲撃を受けるが、ダンは男を返り討ちにする。ダンは元同僚のオーギー(サイード・タグマウイ)に連絡、逃亡生活に移る手筈を整えラスベガスで落ち合うように約束、家族らを無理やり旅行だと連れ出し、ミニバンで出発する。



感想
よくあるタイプのアクションコメディ…普通の男だと思われていた主人公の男性が、凄腕の殺し屋だったというお話。
古今東西良くある話…「トゥルー・ライズ」とか、「Mr.ノーバディ」とかそういうやつ。
あと私が思いついたのは…コミカルな「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に比べたら、随分コミカル寄りだけどね。

あとは(観ていない方でも)お察しの通りの展開。

家族に秘密を打ち明けるタイミングを探りながら、家族にバレないように敵を撃退したり、

家族の団結が高まったり、成長したり、各々のスキルで活躍したり、

バレたらバレたで一旦家族がバラバラになるも再び団結

主人公の元カノだという、マギー・Q演じる嫌な女を嫁さんが撃退したり…

てな展開が続きます。

ニューヨーク州バッファローからラスベガスに向かって行くロードムービーでもあり、こんな長距離ドライブがしたくもなるし

ラスベガスには行きたくなるし

戦闘系のネットゲームにも興味が出てくる…といった具合。

それなりに愉快でしたが、秀でるものがあるわけでも無い映画です


出演者は、マーク・ウォールバーグ、ミシェル・モナハンといった安定枠
キアラン・ハインズ、サイード・タグマウイ、マギー・Qという次点枠俳優
あとは知らない人メイン…の普通塩梅なキャスティングです。


点数は、3点(5点満点中)です



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】トランスフォーマー/ビースト覚醒…ハードル下げて観れば悪く無い

$
0
0
本日、2024年4月13日(土曜日)は、割と動き回りました。

天気が良いのでどこかに行こうということになり妻と一緒にドライブ開始

本来の目的地の前に、数日前に不在通知が入っていた郵便局📮に行った後、ツツジで有名な佐賀県の三養基郡基山町にある「大興善寺」に向けてドライブ開始…一般道のみで行ったので2時間ほどかかりました。

以下は「大興善寺」での写真。



















ツツジの満開は、もうちょっと先のようですね。

到着時点で12:00を過ぎていたので、ここでの山登りは早々に切り上げ、車に戻り昼食の場所探し…ネットで調べると近隣に地産地消を売りにする「一福」というお店があるらしく、そちらまで
頂いたのは、下記日替わり定食。



このお店では、そこに野菜を納めているという高齢の女性が食事をしていて、めっちゃ話しかけられました…アットホームなお店です。

次に「鳥栖プレミアムアウトレット」に移動
ここでの収穫は、サーモスの弁当箱のみ。

次に(もしかしたら再販されている「HGUCジム・カスタム」を買おうと)「GUNDAM SIDE-F」のある「ららぽーと福岡」まで45分ぐらいかけて移動
実物大のνガンダムは、いつもと違うアングルで撮影できました。



しかし「HGUCジム・カスタム」ほか、目ぼしいものはありませんでした

で、帰宅…一般道で2:30ぐらいかかりました
(念のため近所の「ベスト電器」に寄ったけど、そこでも目ぼしいプラモは無し)

そういう日でした。



以下は、映画鑑賞記録です



「トランスフォーマー/ビースト覚醒」🦍🚕
監督 :スティーヴン・ケイプル・ジュニア
出演 :アンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバック、ピーター・カレン(声)
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Transformers: Rise of the Beasts



2024年4月6日(土曜日)の深夜日付が変わって7日(日曜日)の0:50ごろまでに数回に分けて「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
タカラトミーとハズブロの玩具シリーズ「トランスフォーマー」をもとにした映画「トランスフォーマー」シリーズの7作目。
太古、トランスフォーマーのうち、動物に変身する能力を持つビースト戦士集団マクシマルは、自然豊かなマクシマル星で暮らしていたが、この星は惑星を喰らい尽くす巨大トランスフォーマであるユニクロン(声:コールマン・ドミンゴ)に狙われ、ユニクロンの尖兵であり、スカージ(声:ピーター・ディンクレイジ)率いるテラーコンはマクシマルを追い詰めていた。テラーコンはマクシマルが保有し時空の扉を開いてあらゆる世界へ移動することができるトランスワープキーをユニクロンに献上するために狙っていたが、マクシマルの司令官でゴリラ型のエイプリンク(声:デヴィッド・ソボロフ)は、同じくゴリラ型のオプティマスプライマル(声:ロン・パールマン)を新しいリーダに任命し、身を挺してオプティマスプライマルらを惑星から脱出させる。
1994年、元軍人で電子機器専門家のノア・ディアス(アンソニー・ラモス)は、難病の弟クリス・ディアス(ディーン・スコット・バスケス)の治療費を稼ぐため就職しようとしていたが、就職は上手くいかずにいた。金の必要なノアは、悪友のリーク(トベ・ンウィーグウェ)を頼り、結局は犯罪に手を染めることになる。駐車場に長く放置されているという1台のポルシェ911を盗む計画を立てたリークは、ノアに実行を任せる。
同じ頃、ニューヨーク エリス島の博物館でインターンとして働くエレーナ・ウォレス(ドミニク・フィッシュバック)は、博物館に運び込まれたハヤブサの像を観て興味を持ち、調べ始めるが、その際に像の表面が壊れ、中から謎の物体=トランスワープキーが出てくる。エレーナには見えなかったがトランスワープキーからは、強力なエネルギー波が発せられていた。このエネルギー波による異変に気づいたオートボットの総司令官オプティマスプライム(声:ピーター・カレン)は、潜伏しているオートボットたちに招集をかける。
ノアが狙っていたポルシェ911も実はオートボットの一人ミラージュ(声:ピート・デイヴィッドソン)であり、ノアを乗せたまま勝手に走り始める。



感想
何本目かのトランスフォーマー
監督は、マイケル・ベイでは無くなり、スティーヴン・スピルバーグも関与せずの延長戦映画といったもので、Wikipediaによれば「バンブルビー」の続きらしいですが、それ以前の過去作との繋がりは不明瞭
キャスティングも、トランスフォーマー各位の声優は、それなりの有名俳優だけど、顔出し俳優の方々は知らん人メイン。
(一方、日本語吹替は、無理やりな芸能人起用が目立つけどね…ただ、それは元の俳優が知らん人なので、そこまで違和感ないです。)

…といった感じの映画です。

ただ、そこまでのパワーダウン感は感じさせないというか、
スッキリ作られてて、展開は比較的わかりやすいというか、

…そんなに悪くないんよね。

25作目のように、何が起こっているのか、よくわからない…なんてこともなく個人的には、鑑賞しやすかったです

「バンブルビー」の時には、デザインが簡略化されて、若干モサっとした感のあった、トランスフォーマー各位のデザインも…若干、それ以前のものに引き戻したようなバランス調整してるようだし、パワーダウン要素を補うべく頑張った感は伝わってくる映画だったかな

お話は“もちろん”そうでもないです。
なんか、壮大な時間や強大すぎる敵の言ったもの勝ち背景。
そんな、すげぇ敵なのに、小さいアイテムがないと行動制限されているという歪設定。
そんな、凄いアイテムなのに、セキュリティは甘め🦜何気に博物館に運び込まれたりしてしまう始末。
そんな、セキュリティは甘めなのに、何千年(?)も探し出されなかったというご都合設定。
対抗して、その辺の人がちょと根性論だして立ち向かったら世界が救われるという、子供だましバランス。
ここに来て、トランスフォーマーが、どういう仕組みなのかパワードスーツに変形したら人間と力合わせて戦えるみたいな、意味も効果もわからない設定が追加。

プティマス・プライムの身勝手なんだか、人間救いたいのか、ふわふわする展開も健在です。

…「そんなに悪くない」と言っておきながら上記は気になっているのですが、「そんなに悪くない」のは、ハードルを下げて鑑賞し始めたゆえかもしれませんね。

褒める方に再びシフトすると、

今回の目玉は、映画タイトルにもあるように「ビーストウォーズ」チームの参戦。
ゴリラ🦍→人型という、あんまり変形の意味が無さそうなリーダー率いるビーストウォーズチームのデザインはカッコ良く、ストーリー上は脇役で、実はそんなに活躍しないんだけど、この追加はなかなか良いです(この後、扱いに困りそうだけど)。
元ネタになっている「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」は、息子(現在30代前半)が幼い頃に観ていて、ゴリラコンボイのオモチャも買い与えた思い出のアニメ。
内容は、トランスフォーマーシリーズの御多分に洩れず、全く思い出せないようなものですが…『バ・ビ・ブ・べ・バ・ビ・ブ・べ・ビーストウォーズ〜』という歌は頭に残っている思い出のアニメですので、この辺りも、今回の映画を好意的に観た要素なのかも知れません


あとは…(これは良い部分でも悪い部分でもないのだけど)

舞台は、1994年ってことで、過去作の主人公だったマーク・ウォルバーグが俳優に転向する…みたいなネタがあったりします。

ソニックとテイルスネタは、どう盛り上がったら良かったのか分かりません

最後に、一瞬テンションが上がるけど、冷静に考えるとそうでもないポスクレ。
「G.I.ジョー」とのつながりが示唆されます。
今後、ハズブローユニバースみたいなものが展開される様子です。
そもそも「G.I.ジョー」の映画って、シリーズ通して、そんなに盛り上がったものではないし…
(個人的には2作目、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のドウェイン・ジョンソンと、ブルース・ウィリスの高額稼働フィギュアを買ったりしたけどね)
直近の「G.I.ジョー」映画って、モロにB級以下映画「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」なんだけど、あの世界観と合流なのかな(期待薄)
あと、ハズブロ・タカラトミー界隈でユニバースに加えられそうなものは「ゾイド」とかもありますけど、どういう方向に進める気なんでしょうか…どうなるかは薄ら気になります。


ということで点数は、3点強(5点満点中)

「バンブルビー」以下であることは間違い無いです。
「バンブルビー」面白かったから、続きに期待とかすると失敗をするレベルの映画なので、ハードルは低めに。



(当ブログ内の関連記事)
2008年05月03日 【映画】トランスフォーマー…ロボットもアメリカ兵も女子もカッコイイボディでした
2010年03月21日 【映画】トランスフォーマー: リベンジ…カッコイイボディ率が低下(前作比)
2012年07月28日 【映画】トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン…逃げる野生動物、ムササビ部隊他、要らないもの多数
2019年11月10日 【映画】トランスフォーマー/ロストエイジ(映画鑑賞記録棚卸115)…このシリーズはどれがどれかわからない
2018年07月29日 【映画】トランスフォーマー/最後の騎士王…騎士王とか言いたいだけで中身はない
2019年11月11日 【映画】バンブルビー…トランスフォーマーなのにゴチャついていない



では、また



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】史上最高のカンパイ! 戦地にビールを届けた男…コメディだけど真面目寄りな作品

$
0
0
本日は、2024年4月14日(日曜日)です。
良い天気にも関わらず、本日は特に出掛けていませんが、朝は、昨日不在通知が入っていた荷物を郵便局に受け取りに行って…連日、郵便局📮に行っています…ついでに「ホビーボックス小倉店」にも行来ました。

ちなみに、引き取りに行った荷物は「楽天市場」で買ったコレ。
「30MM 1/144 eEXM-9 バスキーロット[グレー]」



ブラウンカラーも一緒に頼んだのですが、グレイの方のみとりあえず届きました。

あとは、午後までに「Apple TV+」で「ARGYLLE/アーガイル」を鑑賞し終え、夕方に妻と一緒に夕食を買いにスーパーマーケット「アルク」に行ったぐらいかな。

他に、記録としては、孫が発熱してしまったそうです…可哀想、早く治ってほしいです



以下は、映画鑑賞記録です



「史上最高のカンパイ! 戦地にビールを届けた男」🐘
監督 :ピーター・ファレリー
出演 :ザック・エフロン、ラッセル・クロウ、ビル・マーレイ
制作年:2022年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Greatest Beer Run Ever



2024年4月7日(日曜日)の深夜までに数回に分けて「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ジョン“チッキー”・ドナヒューの手記(?)「The Greatest Beer Run Ever: A Memoir of Friendship, Loyalty and War」の映画化。(日本語解説ページがなく情報薄)
1960年代後半ベトナム戦争最中のアメリカ ニューヨーク、元海兵隊員で元船乗り、今は無職のジョン・ドナヒュー(ザック・エフロン)は、毎晩友人らとバーで馬鹿騒ぎをしていた。無職ゆえに金はなく、バーのオーナーである大佐(ビル・マーレイ)からはツケが払えないと酒は出せないと言われると、友人に集って酒を飲んでいた。ある日、妹クリスティン(ルビー・アシュボーン・サーキス)が泣きながら家族のところに来て、友人ジョニーが戦死したことを告げる。愛国心の強い父親やチッキーは、英雄として死んだのだと言い、クリスティンの悲しみを理解しようともしなかった。葬儀の後、戦争反対のデモを批判的に見ていたチッキーは、そこにクリスティンがいるのを見つけ、クリスティンを連れ戻そうとしデモを批判したことで、デモ側の人間と喧嘩になる。
バーで飲んでいたチッキーは、大佐が戦地にいる地元の連中にビールを届けてやりたいと提案すると、自分が届けに行くと言い出す。



感想
もっと、馬鹿馬鹿しいコメディを想像していたのだけど、結構真面目にベトナム戦争を描いた反戦映画。
その描き方としては、「ランボー」以上、「キリング・フィールド」以下といった塩梅。
(本当は「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」みたいなものが観たかった…よく考えれば、そんなわけはないのですが…私からすれば、若干の期待はずれ感もあり)

切り替えて、ちゃんとそういう(時代を描いた反戦映画)として観れば、それはそれで面白いもの
戦場の描き方は、割と(あくまでも割とだが)大作域にも思えるもの。
アメリカ軍の敵攻撃の偽装や、CIAの非人道行為🚁
戦場報道記者📸役のラッセル・クロウと一緒に行動など、あくまでも主人公視点の範疇として(脚色を感じさせることなく)ベトナム戦争を描いている映画。
戦争に行くのを怖がっていた友人を後ろ押ししてしまい、その友人が戦死。そういう実在の主人公のトラウマみたいなものも若干描いています(うーん、ここは、若干だったな、割とサラッとしてた)。

軽くくだらないコメディを観るつもりだったけど、違った、かつ、拾い物とも言えます。

一方で、ちゃんとコメディ部分もあり。
そもそもビールを、戦場🪖を駆け回って配っていくバカ設定(当時の感覚🪖がバカ設定だったかどうかは伝わらず)
このバカ役に、バカ役で定評のあるザック・エフロン。
そのザック・エフロンのアホっぽさを上手く役作りに活かせた良作となっています

で、そんなビール持った民間人が、本来なら戦地の奥まで行けるはずもないのに、その特異すぎる行動から、CIAだと誤解され、スムーズに最前線まで。
最前線で出会った友人は(CIAだと誤解した上官から呼び戻され)放火の中前線から基地まで戻ってきたのに、バカな地元の友人がそこにいるだけという展開があったりします。

…まぁコメディのメインは、このCIAに誤解されているって部分かな。
この部分でピンチにもなります(で、真面目にシフト)

あとは…
戦場に赴く報道関係者にしては、ラッセル・クロウが太り過ぎ…とか(これはコメディ要素のつもりないかも💦…あとオリジナルの人物の体型がどうなのかも知らない


観て損はない映画という映画です


ということで、点数は4点(5点満点中)です。



では、また



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【後出し日記】2024年4月17日…「Netflix」で「カラオケ行こ!」を観終わったタイミングで地震警報

$
0
0
(投稿は、2024年4月21日 22:32

この日、2024年4月17日(水曜日)の深夜までに「Netflix」で「カラオケ行こ!」を鑑賞しました。
で、エンドロール観てる途中で、豊後水道の地震警報がスマホからけたたましく💦
ビビりました。

以上

【映画】レイモンド&レイ…ユアン・マクレガーとイーサン・ホークじゃなかったら全く面白くないかも知れない

$
0
0
本日は、2024年4月18日(木曜日)です。
体調が若干悪く
孫娘も調子が悪く発熱を繰り返しており、可哀相…娘はずっと会社を休んでいるようです。
会社はトラブル続きでヒステリックな状況に
なんか良くない巡りになっております。
気を取り直したいものです。



以下は、映画鑑賞記録です



「レイモンド&レイ」🎺
監督 :ロドリゴ・ガルシア
出演 :ユアン・マクレガー、イーサン・ホーク、マリベル・ヴェルドゥ
制作年:2022年
制作国:メキシコ🇲🇽/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Raymond & Ray

2024年4月12日(金曜日)の深夜から日付が変わって0:20ごろまでにかけて「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
雨の夜、レイモンド(ユアン・マクレガー)は、車を走らせ異母兄であるレイ(イーサン・ホーク)の家に行き、疎遠で二人共に良く思っていない二人の父親、ハリスが亡くなったことを知らせる。レイモンドはハリスが息子たちに彼の葬儀に出席することをレイに知らせ、嫌がるレイを説得し、ハリスの葬儀会場に到着する。



感想
放蕩で変わり者で家族を顧みないが故に、疎遠となっていた父親の葬儀に、異母兄弟が行き、ここでまた父親の破天荒な遺言に振り回され…そうこうしているうちに兄弟が若干和らいでいく(?)という話。
…といっても、ちゃんとストーリーがある感じでもなく、なにやらただ話が進んでいく雰囲気重視の映画。

…あんまり得意じゃないタイプのやつかな。

で、呼ばれた兄弟が自分らだけかと思いきや…
父親と暮らしていた女性ルシアとの間にも幼い弟サイモンが…
他にも、父親と会ったことがないと言う曲芸師の二卵性双生児の兄弟が…
何人出てくるねん…とか思っていたけど、息子たちの登場はここで打ち止め。
…劇中のイーサン・ホーク演じるレイのセリフから察するに、もうひとり、ユアン・マクレガー演じるレイモンドが息子と思って育てていた子供(陸軍に入っているとかいう息子なんかな)も本当は、父親ハリスの息子だったらしいから…がいるんかな。
(呼ばれなかったのか、来なかったのか、来れなかったからなのかは知らんが)

最後に、父親からユアン・マクレガー演じるレイモンドに宛てた手紙で衝撃の事実…イーサン・ホーク演じるレイは、本当の息子じゃないよ…てのが明かされるって話。
…レイモンドとレイは、本来同じ名前らしいし、父親も双方の名前を逆に呼んでたという説明もあったから、この手紙もテレコになっている可能性も否めません(っていう感想の抱き方で良いんよね。)

父親のキテレツ行動には、種明かしとかオチとかありません。

まぁ、そんな映画です。


ユアン・マクレガーと、イーサン・ホークだから成り立っている感じの映画です。

もっとランクの低い俳優が二人を演じていたら…
「なんだこのおもろない映画」と一蹴していたかも


点数は3点(5点満点中)です。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】ARGYLLE/アーガイル…役作りではなく通常モードのブライス・ダラス・ハワードな件

$
0
0
本日は、2024年4月20日(土曜日)です。
明日は“酷いことに”お仕事なので
(しかし、冗談ではない、自分が出るだけならまだしも、部下に一応お願いしないといけないタスクとかあって、冗談ではない😡)
…お休みは今日1日のみ…明日からの6連勤、体力が持つものかどうか心配です

そんな今日は、
仕事の娘と、体調を崩してしまった娘婿の代わりに、孫娘👶を預かって見ただけの日です。
「サニーサイドモール」とか「ベスト電器」とかにだけ出かけました



以下は、映画鑑賞記録です



「ARGYLLE/アーガイル」📖
監督 :マシュー・ヴォーン
出演 :ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル
制作年:2024年
制作国:イギリス🇬🇧/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Argylle



2024年4月14日(日曜日)の午後までに数回に分けて「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
オーブリー・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)を主人公にした大ヒットスパイ小説「アーガイル」の著者エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、第5巻をほぼ完成させるが最後の展開のヒントを得るため、愛猫のアルフィーと共に列車で実家に帰るところ、自分の小説のファンだという男エイダン・ワイルド(サム・ロックウェル)と乗り合わせる。その後、数人の謎の男たちの襲撃を受けるエリーとエイダンだったが、エイダンがコレを退け逃れることができた。エイダンは、エリーの小説「アーガイル」が実際の出来事にそって起こっていること、そのためエリーが悪の秘密組織ディヴィジョンに狙われていると語る。



感想
マシュー・ヴォーンの人の悪さが、ブライス・ダラス・ハワードに向かった作品。
この映画の中の、ブライス・ダラス・ハワードは油断モードかつプライベート通常モード。
ブライス・ダラス・ハワードが普段常にスッキリしていて、今回だけ役作りでお太りになられたのなら、普通のコメディ設定のため中年に差し掛かった小説家の役作りとしてのウエイトを増やしたと受け取れるのかも知れないけど、我々は、ブライス・ダラス・ハワードの通常モードがアレだと知っています。
(むしろ他の映画のヒロインを演じる際、頑張ってお痩せになっているのです彼女は…しかし、それも最近は間に合わなくなってきているご様子)

そんな、油断モードのブライス・ダラス・ハワードを主演に置き、
映画の中で、特にそこに触れたセリフもなく、最後までに至ります。
観客の普通の感想は「なんでそんなに油断するん」になる事必至です。

で、そう思っても、ルッキズムは悪、体型など個性…という現代において、無碍に太ったブライス・ダラス・ハワードを批判できない世間を嘲笑うような…そういうネタなのです(多分…知らんけど

で、150歩ほど譲って、彼女の体型が役作りだとして、
小説家モードの時は問題ないです…っぽいです
でも、一度アクションシーンに至ってしまえば、太っているのに動ける人…ではなく、太っているから変な動きの人になってて、笑えない滑稽さがそこに映し出されます。
できれば見たくなかったブライス・ダラス・ハワードを見せられることになります。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」のエルトン・ジョンをイジるような人の悪さが、そこにはあります。


あとは、よくある(?)実はスパイだった映画です。

話の展開は、好き放題に転んでいき…
列車に同乗した変なファンが実はスパイだった…
助けに来てくれたはずのスパイには裏があった(ように見えた)…
家族が実は敵スパイ組織だった(ここが一番驚きました)…
実は自分自身が凄腕のスパイだった、で、小説に描いていたことは、記憶無くす前の自分の実体験だった…
実は自分自身が敵側だった…
敵基地は海上のタンカー内だった(「大脱出」と同じ設定)
キーワードとビートルズの新曲で洗脳され敵のいうとおりに動いてしまう(「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のウィンター・ソルジャーと同じタイプの洗脳設定)
最後には、創作上の人物だったはずのアーガイル=ヘンリー・カヴィルが登場
等々

20年前が描かれるポスクレでは、若い頃のアーガイルが登場し、かつ「キングスマン」との繋がりが示唆されます。
最近は何でもかんでもユニバースだ、クロスオーバーだ、ですが…嫌いではありませんし、「アーガイル」と「キングスマン」には、ちょびっと期待です


キャスティングは、前述の油断した通常モードのままのブライス・ダラス・ハワードのほかに…

あんまりスパイとかマッチョな印象などないサム・ロックウェル🌖が、ブライス・ダラス・ハワードの恋人でスパイ役。

小説の登場人物役にヘンリー・カヴィルと、ジョン・シナ

味方のボスにサミュエル・L・ジャクソン

等、割と豪華かつ、個性の強良いメンバーでした。


点数は、4点弱(5点満点中)です。


で、この映画をネットで調べていて知った事実
エリー・コンウェイの「ARGYLLE」って小説は、本当にあるらしいです。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

【映画】カラオケ行こ!…「ルビーの指輪」と「歩いて帰ろう」は簡単ってのは、なんか経験則で知ってた

$
0
0
本日、2024年4月21日(日曜日)はお仕事でした
日曜日に働いたのなんて何年ぶりだろう
…孫と遊びたかった。



以下は、映画鑑賞記録です



「カラオケ行こ!」🎤
監督 :山下敦弘
出演 :綾野剛、齋藤潤、芳根京子
制作年:2024年
制作国:日本🇯🇵



2024年4月17日(水曜日)の深夜までに「Netflix」で鑑賞しました。
(エンドロール観ている時に地震速報💦…北九州も少し揺れました)



概要
和山やまのコミック「カラオケ行こ!」の実写映画化。
大阪にある森丘中学校の合唱部 部長の岡聡実(齋藤潤)は、残念ながら3位に終わった合唱コンクルールの後、顧問の教師 森本もも(芳根京子)が忘れたトロフィーを取りに戻ったところで、ヤクザの成田狂児(綾野剛)に呼び止められ、カラオケに誘われる。狂児は、組長(北村一輝)の誕生日に行われるカラオケ大会で、最下位になった組員は、絵心のない組長から嫌いなものの刺青を入れられること、最下位を避けたいこと、一番上手いと感じた合唱部の部長である聡実に歌の指導をお願いしたいことを伝える。



感想
原作コミックは未読。
「アメトーーク」でも取り上げられた話題作よね…でも未読。

実写映画が「Netflix」に上がっていたので観てみました。

合唱部で、声変わりに悩む主人公の少年。
どういうつもりなのかカラオケを上手くなろうとする手段として合唱部の少年に目をつけたヤクザの人。
部長の、声変わりやら、ヤクザとカラオケ行ったり、映画見る部に入り浸っている事に対して、尊敬と失望が、勝手に拗れている後輩 和田くん
…あたりの動向を観るドラマです。

観方を誤れば(?)内容は、そんなにありません。

思い入れがあるかと思われていた“紅”には、深い意味もなく。

死んだかと思っていた綾野剛も、お約束通り無事です。

監督は「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘で、そんな「リンダ リンダ リンダ」っぽい感じの雰囲気を楽しめます。
「リンダ リンダ リンダ」は、昔観たときの評価は「そうでもない」でしたが、今では割と心に残っている映画です
合唱部の面々や、あの映画見る部の彼の何気ないセリフを、自分の中学生時代を思い出しながら観るのが(多分)正解。
ヤクザとカラオケの面白設定は、この実写映画版では、おそらく次いでです。
(原作は…試し読みの数ページしか…知らんけど、もっとセンスのあるコメディ寄りなのではないかと考察)

ヤクザの誕生日会で「紅」を熱唱…変声期で高音が出ないことも含めプチ感動します

「ルビーの指輪」と「歩いて帰ろう」は簡単な歌ですよ…と、思い知らされます。
(カラオケで何度か、歌ったことあるので知っていましたが)

原作漫画は未読なので、原作の成田狂児の歌唱力描写がどのようなものかは分かりませんが、あの下手ばかりの組みの中で、綾野剛演じる成田狂児が「紅」を歌ったとて、最下位になることは無いと思うのだけど…刺青入れられちゃってたよね。


もう、書くことはないのですが、割と面白くて一気に観た映画でした。


点数は4点(5点満点中)です。



蛇足
私のカラオケ十八番ですが(興味ないと思いますが)
ここ10年ぐらいでは…
東京スカパラダイスオーケストラとチバユウスケの「カナリヤ鳴く空」
レキシの「KMTR645」、「最後の将軍」
TETSUの「炎のさだめ」
富永TOMMY弘明の「ジョジョ~その血の運命(さだめ)~」
と、アニソンとさだめ寄りです。
(もちろん誰も歌わなければ「残酷な天使のテーゼ」も歌うし、「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」は割と上手く歌える世代)




では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★




Latest Images